早いもので開院から1年が経ちました。
これまで多くの方々の診療をお引き受けさせていただきましたが、時として重篤な疾患を発見したり、緊急性を要する症状を対応することがたくさんございました。
・頭頸部がんでは「下咽頭がん」や「中咽頭がん」、「喉頭がん」、「上顎がん」を罹患した患者さんを発見し、治療をご提案することができました。
・「真珠種性中耳炎」という手術が必要な耳のご病気の方々も以外と多く、ご説明の上で手術をご提案したり外来で定期通院で対応している方々もおみえです。
・耳鼻科救急疾患として「咽頭や鼻腔遺物」「重症の鼻出血」「扁桃周囲膿瘍」「気道狭窄による呼吸困難」で不安で苦しい症状で急いでご来院された患者さん。
現在当院は一宮市だけでなく名古屋市、小牧市、稲沢市、あま市、羽島市からも患者さんが通院してくださっています。
勤務医の時は診断から治療まで一貫して対応してまいりましたが、残念ながら開業医ともなるとそうもいきません。
私自身の力だけでは患者さんのご病気やお悩みに対応しきれない場合も時にはあります。
そんな時、いつも頼りになるのが私がこれまで働いてきた病院の上司や同僚、部下の存在です。
名古屋第一赤十字病院(現:日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第一病院)、名大病院、中京病院、愛知県がんセンター、そしてその他の名大の関連病院の先生たち。
私も何かあれば気軽に相談していますし、先生方も大変フットワーク良く対応してくれています。
耳鼻科の先生だけでなく他の診療科の先生とも仲が良い先生が多施設におみえですので当院を受診される患者さんにとっても心強く安心して診療をお受けいただけると思います。
そして一宮西病院や一宮市民病院の先生方もとてもあたたかく迅速に対応してくださいます。
耳鼻科に関するご相談はもちろん、その他の領域かと思うことでもお気軽にご相談くださいませ。
いながき耳鼻咽喉科
院長 稲垣憲彦